白い薔薇の淵まで
中山可穂
コメント
世の中の小説で一番影響受けた作品だし未だに影響受けてて好きすぎて何かにつけて読み返してる。私と塁の傷つけあうような愛し合い方が痛々しくて、離れてはまた愛し合ってを繰り返す関係性に胸が抉られて、塁を追って行った先の異国の地の灼熱に焼かれるような擬似体験ができる。そんな苛烈な小説。ラストシーンがあまりにも好きで影響受けた文ばかり書いてた青春時代。
サグラダ・ファミリア
この作者の作品には色々影響を受けてるが疑似家族好きの性癖を作られたのはこの作品からかなと思うところが多々ある。
よろづ春夏冬中
長野 まゆみ
短編集。飛ぶ男という話がなんか妙に好きなんだな。
神様
川上弘美
短編集。作者のデビュー作の神様も優しくてどこか不思議で好きなお話なんですが、星の光は昔の光という短編が特に好き。寂しくて人恋しくなるようなお話。あと離さないという短編も怖くて好き。連作短編になってるので少しづつ世界観が繋がってるのも好きなんですよね。
オトメキハイスクール
オトメキハイスクール制作委員会
小説版は2巻、漫画版は3巻まで出てるけどどれも未完のまま終わってるが私は大好き。雑誌版の最終回まで読んでくれれれば一定の層には絶対刺さるんで……。特殊能力で闘う少年達とか聖オトメの力を持ってるのが何故か男とか前世の業とかマッドサイエンティストとか出てくる……。私は主人公ヨミと高倉の関係が好きでしたね。
サミア
須和雪里
表題作のサミアにもめちゃくちゃ心抉られてるし影響受けまくってるけど、同時収録のいつか地球が海になる日にもかなり心乱されたし影響されてる。少し不思議でドタバタした日常のなかに寂しさや切なさが詰まってて、登場人物全員が愛おしくなるような珠玉の作品しかない。もともと人気のある作品を新装版で収録しているのもあるが本当に名作なので読んでくれ。
星冠を編む九月
吉田珠姫
商業BL小説ばっかり読んでる幼少期だった。まこちゃんシリーズは恵介とまことももちろん好きだったんだが、何故か脇カップルのこの二人がめっちゃ好きで…
あの風に訊け
加門七海
舞台が日本と香港なんだけどこの当時ほんと何故か香港を舞台にした小説にハマってた。作中の主人公と悪友の関係性とか呪術に関するあれこれとかなかなか濃い作品。呪術に精通してる作家さんだから妙に呪術に関する描写が生々しい。
天使降臨
星野ケイ
星野ケイの香港シリーズが好きだったというか、なぜか当時香港を舞台にしたライトノベルを良く読み漁ってた。中でも天使シリーズはキャラ同士の関係性やストーリー展開含めて未だに性癖に刺さってる。誰かとご飯を食べることは幸福感に繋がってるんだっていう性癖を作られた作品。
過ぎる十七の春
小野不由美
小野不由美の単発青春ホラーものが好きでいくつか読んでた。緑の我が家も好きなんだけどストーリーとしてあっちは関係性が好きな二人でこっちは物語が好きって感じですね。
ランキング
投稿