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大戦の「戦後」のお話。ファンタジー×中世×近代兵器。主人公はランデル・オーランドという伍長とアリス・L・マルヴィンという正義感に燃え、戦災からの復興を指揮する新米少佐。 オーランドはランタンを点けると無敵の対戦車兵に変貌するのだが… 一騎当千の兵士が無双する話ではあるのだが、そういう話が好きな人にはあまりおすすめしないかもしれない。「なろう系」で未来技術を導入された「異世界」の技術ツリーがどうなってしまうのか、というのが裏テーマとして存在している。この21巻がクライマックスだから最初で挫折してもここまでは読んで欲しい。
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「ゴリラーマン」「BECK」「ストッパー毒島」などの著者のハロルド作石のシェイクスピアを題材とした漫画。 「シェイクスピアは一人ではなくいろいろな役割を持つ複数人の共作なのでは?」という立場のもとに描かれている。中国人の「詩の女神」や弾圧されている「カトリックの司教」など6名の協力者とシェイクスピアで劇を作っている。それぞれの背景まできちんと描かれていて面白い。 この紹介している本は第2部で、無印の方が第一部。 この第二部の7巻のシェイクスピアの「うんざりするような人生だ」からの長台詞はおそらくこの漫画通してのクライマックスだと思うのでこの巻をセレクト。 残念ながら2部で一旦閉じているが現在のところラストまででもそんなに消化不良感はない。