名刺代わりの 10 冊メイカー

サード・ガール 1

西村 しのぶ

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いま読むと古さ爆発してるけど最初に上げるならこれ。 西村しのぶが好きで好きで、たぶんもう一生好き。 サードガールの美也さんがとにかく好きで、自分も涼みたいなオトナになろうと誓って、立派な貢ぐ君体質になりました。なお自分の物欲感覚は「下山手ドレス」で醸成されていますが、しのぶセンセほどの収入がありません…

フルーツ果汁100%(第1巻)

岡野史佳

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わが青春の1冊にして永遠の憧れであるところの岡野史佳先生。あげだすとキリがないのでフルーツ果汁にしておく。「ハッピートーク」あげようと思ったけどあれラブコメじゃないしなぁ…。リア中の頃、毎日模写してました♡ 自分の少女マンガ熱の原点に近い。これと高河ゆんの「アーシアン」の絵を一番まねっこしたな~。 このマンガが好きすぎて、ビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエバー聞いたり、4℃のアクセを買ったりしたわけですよ(いらない情報)

なんて素敵にジャパネスク(第1巻)

山内直実, 氷室冴子

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これを読んでときめかない女子いるの!? コバルト文庫の原作版も白眉だったけどコミカライズが絶品でした。これと「あさきゆめみし」「ざ・ちぇんじ」あたりをおさえておけば中学~高校あたりの古典などハナホジで全国偏差値70台ですよ(言い過ぎ)。

OZ(第1巻)

樹なつみ

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樹なつみ作品でどれを挙げるかは宗教戦争になると思いますが自分ならこれ。オズの魔法使いモチーフと見せかけて、内容はわりとハード寄りながら、ちゃんとラブコメだし、泣けるし、男子が読んでも主人公(もしくはネイト)に惚れます。当方はこの作品が好きすぎるため、ギルドがあるゲームはだいたい「OZ」という名前をつけがち。死ぬほど関係ないですが、当方の誕生日は10月19日なんですけど、この作品の影のヒロインの名前がテン・ナインティーンなのも運命を感じます。

天才ファミリー・カンパニー(1)スペシャル版

二ノ宮知子

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ラブコメか…?いやラブコメだよな、うん! 同じ作者の「のだめカンタービレ」も大傑作ですが、1作者1作品であげるならこちら。予想のつかない話の転がりかた、立ちすぎてるキャラ、物語全体の完成度が素晴らしい。読み出すと止まらない。ラブコメとしては…ううん…きゅんきゅんするからいいよね!

ハチミツとクローバー(1)

羽海野チカ

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読むと眠れなくなってしまう、自分の心の奥深くに眠るエモみをかきむしってくる名作。いろんな要素が自分の学生時代にかぶさってきて、思考の迷宮に沈んでしまう。リアルタイムで読んでた頃は「乙女のげんしけん」みたいな感想だったんだけど、臓腑をえぐるような感情のゆさぶられかたをした。青春ラブコメの傑作。「3月のライオン」も面白いですよ。

青い花(1)

志村貴子

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志村貴子センセの評価はたぶんすごく割れると思うんだけど、自分が作者買いする数少ない尊敬するマンガ家の1人。自分は「放浪息子」で鬼ハマリしてから過去作を発掘して「青い花」に出会ったので後追いのファンなんだけど、志村貴子作品の根底に流れる独特の空気感は本当に読まないと伝われないと思うし、文章で良さを説明できない。百合物(しかもガチ百合)だけどラブコメでいいよね!

夏の前日(1)

吉田基已

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自分のなかで現時点のベスト作品。吉田基已作品は正直全部好き。でもこれは正直別格かな…。この作品は「水の色 銀の月」という作品の前日譚なんだけど、「夏の前日」を先に読んでから「水の色 銀の月」を読むと、まったく違う読後感を覚えます。 このマンガがラブコメかどうかは意見が分かれそうだけど、恋を題材にした1つの物語として、これほど自分のなかで後を引いたラブコメはなかなかない。毎年夏になると読み返します。

かぐや様は告らせたい 1 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

赤坂 アカ

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ああん…しゅきぃ… セリフ回しだけで面白い、マンガというか戯曲みたいな作風。作者天才すぎないか。ここ数年で一番続きが楽しみなラブコメ。ここまで上げてきた作品が王道からちょっと離れたのが多かったので、そういう意味では自分のなかでザ・ラブコメ的なポジション。

僕と君の大切な話(1)

ろびこ

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古いマンガあげすぎなので最近のから1冊(すでに最近でもない?)、ろびこ先生。この1つ前の「となりの怪物くん」も最高でした。 ろびこ作品はとにかくヒロイン像がすばらしい。いわゆる記号的なかわいいヒロインが花盛りの昨今、「いや実際のところ思春期の少年少女ってそんなに簡単じゃないよね」を表現する天才だと思う。青春時代の恋愛って、わかったようで何もわからない、それが余計に相手への興味をあおるものだし、オトナになって振り返るに、何年一緒にいても結局相手のことは何1つわからないんだよな、と気づかせてくれる。そして最初から最後までときめきっぱなしの傑作です。

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